触れてみる・体験 

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2026.09

工場の扉がひらく秋。編集部が選ぶ9月のオープンファクトリー

2026年9月10日公開

普段はなかなか入ることのできない工場や工房を訪ね、ものづくりの現場を間近で見たり、作り手の技に触れたりできる「オープンファクトリー」。

工場や工房を巡って地域のものづくりに出会うもの、会場にさまざまな企業が集まるもの、1つの工場をじっくり見学できるものなど、その楽しみ方もさまざまです。

今回は、2026年9月に開催されるイベントの中から、ものづくり新聞編集部が気になるオープンファクトリーをセレクトしました。

伝統産業から町工場、家具、テキスタイルまで。普段は見ることのできない「ものづくりの現場」へ、この秋出かけてみませんか?

オープンファクトリーとは?

オープンファクトリーとは、工場や工房などのものづくりの現場を一般に開き、製造工程の見学やワークショップ、作り手との交流などを通して、ものづくりの技術や魅力に触れられる取り組みです。

近年では、1つの工場を開放するだけでなく、地域の工場や工房を巡ったり、複数のものづくり企業が会場に集まったりと、そのスタイルも広がっています。

今回は、イベントの楽しみ方を4つのタイプに分けてご紹介します。

ツアー型

複数の工場や工房を巡り、実際のものづくりの現場を見学・体験できるイベント。

集合型

複数のものづくり企業や職人が1つの会場に集まり、展示や実演、ワークショップなどを楽しめるイベント。

単独工場型

1つの企業が期間限定で自社の工場や工房を開放し、その企業のものづくりをじっくり見学・体験できるイベント。

混合型

工場・工房を巡る企画と、複数の企業が集まるメイン会場など、「ツアー型」と「集合型」両方の楽しみ方ができるイベント。

編集部が選ぶ9月のオープンファクトリー

01|360°よねざわオープンファクトリー

山形県米沢市|ツアー型

米沢のまちを巡って、多彩なものづくりの世界へ

米沢市内の工房や工場を巡り、地域のものづくりを見て、触れて、体験できる「360°よねざわオープンファクトリー」。

2026年は開催期間を4日間に拡大。米沢を代表する「米沢織」をはじめ、発酵・醸造、印刷、木工、食品、製造業など、さまざまな分野のものづくりに触れることができます。

工場見学やワークショップなど、多彩なプログラムが用意されているのも魅力。伝統産業から現代の製造業まで、まちを巡りながら米沢のものづくりの幅広さを体感できる4日間です。

開催概要

開催日|2026年9月10日(木)~13日(日)

時間|9:00~17:00 ※参加企業により異なります

場所|山形県米沢市内の参加企業の工房・工場

参加方法・料金|プログラムにより異なります

公式サイト|360°よねざわオープンファクトリー

ものづくり新聞編集部も行ってきました!

ものづくり新聞では、初開催となった2023年の「360°よねざわオープンファクトリー」を現地取材しました。

米沢織の工場や工房を巡り、織物ができるまでの製造工程を見学したほか、ものづくり体験にも挑戦。イベントが生まれた背景や、米沢のものづくりに携わる人たちの想いも取材しています。

【山形県内初】米沢の伝統に触れる〜360°よねざわオープンファクトリーイベントレポ✏️~


02|あやせ工場オープンファクトリー[吉岡エリア]

神奈川県綾瀬市|ツアー型

「来て、見て、触って」町工場の日常を体感!

ものづくりのまち・綾瀬市の町工場を実際に訪ねられる「あやせ工場オープンファクトリー」。

2026年は市内を4つのエリアに分けて開催され、9月12日は「吉岡エリア」の工場が扉を開きます。

吉岡エリアでは、14箇所の企業が参加し、さまざまな技術を持つ町工場を巡り、工場見学やものづくり体験、職人との交流などを楽しむことができます。

受付でもらえる「ご社印帳」を片手に工場を巡り、スタンプを集める企画も。普段はなかなか見ることのできない町工場の仕事や技術を身近に感じられる一日です。

開催概要

開催日|2026年9月12日(土)

時間|10:00~15:00

場所|神奈川県綾瀬市・吉岡エリア

入場料|500円/人 ※3歳未満無料

参加方法|一部プログラムは事前予約制

公式サイト|あやせ工場オープンファクトリー


03|くるぞ、工場。~大阪のものづくり体験が集結~

大阪府大阪市|集合型

工場がうめきたにやってくる!大阪のものづくりを一度に体験

「工場へ行く」のではなく、工場の方からまちへやってくる。

大阪府内のものづくり企業がグラングリーン大阪に集まる「くるぞ、工場。」が、9月18日・19日の2日間開催されます。

会場では、金属加工をはじめとした大阪のものづくり企業によるさまざまな体験プログラムを実施。製造現場で行われている作業の一部を体験しながら、企業の技術や仕事に触れることができます。

複数の企業のものづくりを1つの会場で見て、触れて、楽しめる「集合型」ならではのオープンファクトリーです。

開催概要

開催日|2026年9月18日(金)・19日(土)

時間|9月18日 13:00~16:00(※最終入場は15:30まで)
   9月19日 10:00~17:00(※最終入場は16:30まで)

場所|グラングリーン大阪 うめきた公園ノースパーク MULTI SPACE

料金|入場無料 ※一部有料体験あり

参加方法|ものづくり体験は予約不要

公式サイト|くるぞ、工場。~大阪のものづくり体験が集結~


04|日進木工「工場見学3DAYS」

岐阜県高山市|単独工場型

一脚の椅子が生まれる瞬間を、職人のすぐそばで

飛騨の家具メーカー・日進木工が、シルバーウィークの3日間限定で家具製作工場を特別公開します。

テーマは「一脚の椅子が生まれる瞬間」。

木材が職人の手によって少しずつ家具へと姿を変えていく様子を、実際の製造現場を巡りながら間近で見ることができます。

参加者には、家具づくりで生まれた革の端材を使ったものづくり体験も用意されています。「見る」だけではなく、「触れる」ところまで楽しめる工場見学です。

開催概要

開催日|2026年9月21日(月・祝)~23日(水・祝)

場所|日進木工株式会社(岐阜県高山市桐生町7-78)

参加費|無料

定員|各回2組(定員になり次第締切)

参加方法|事前予約制

公式サイト|日進木工「工場見学3DAYS」


05|MITSUBOSHI 1887 オープンファクトリーデー

岐阜県羽島市|単独工場型

尾州のテキスタイルメーカーを訪ねる一日

日本有数の毛織物産地「尾州」で、1887年の創業からテキスタイルづくりを続ける三星毛糸。

9月23日の祝日には、岐阜羽島のファクトリーで「オープンファクトリーデー」が開催されます。

普段私たちが何気なく手にしている洋服や生地。その背景には、素材と向き合いながらものづくりを続ける人たちの仕事があります。

1つの企業をじっくり訪ねることのできる「単独工場型」のオープンファクトリー。繊維やファッション、素材のものづくりに興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

開催概要

開催日|2026年9月23日(水・祝)

時間|午前の部 10:00~12:00
   午後の部 13:00~15:00

場所|三星毛糸株式会社 GIFUHASHIMA FACTORY STORE(岐阜県羽島市正木町不破一色字堤外898)

参加方法|事前予約制

公式サイト|MITSUBOSHI 1887 GIFUHASHIMA FACTORY


この秋、ものづくりの現場へ

町を歩きながらいくつもの工場を巡ったり、会場でさまざまな技術に出会ったり、1つの工場をじっくり訪ねたり。

「オープンファクトリー」と一口にいっても、その楽しみ方はさまざまです。

普段目にしている製品は、どんな場所で、どんな技術を使い、どんな人たちの手によって生まれているのでしょうか。

気になるイベントを見つけたら、この秋はぜひ、ものづくりの現場へ足を運んでみてください。

※掲載情報は2026年9月7日時点のものです。開催内容や参加方法、予約状況などは変更になる場合があります。お出かけ前に各イベントの公式サイトで最新情報をご確認ください。

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